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遅咲きの音楽アーティストたち:20代〜40代から始めて成功した人々の実例集

NORDIO 編集部
NORDIO 編集部
音楽業界
2025.07.01
NORDIO 編集部

はじめに

音楽の世界では、若くして成功する“早熟の才能”に注目が集まりがちです。

10代でメジャーデビュー、ティーンのうちにチャートを席巻 -そんなサクセスストーリーに憧れる人も多いでしょう。
しかしその一方で、20代、30代、時にはそれ以上の年齢になってから音楽を始め、やがて多くの人々の心を動かすようなアーティストへと成長した“遅咲き”の人々がいます。

この記事では、遅く音楽を始めたからこそ深い表現にたどり着いたアーティストたちの実例を、日本と海外の事例からご紹介します。


世界が認めた“遅咲き”たち

シーア(Sia)|30代後半でブレイク

オーストラリア出身のシーアは、長らくソングライターやバックコーラスとして活動しながら、自身のアーティスト活動はサポートする側に徹していました。しかし、30代後半で「Chandelier」が世界的ヒットを記録し、一躍スターダムへ。
その独特なパフォーマンスと歌声は、「時間をかけてこそ生まれる個性」の象徴です。

https://youtu.be/2vjPBrBU-TM

スーザン・ボイル|47歳で一夜にして世界へ

イギリスのオーディション番組『Britain’s Got Talent』で登場したスーザン・ボイルは、当時47歳。長年家族の介護をしていた彼女は、舞台に立つ機会もありませんでしたが、その圧倒的な歌唱力で世界を感動させました。
彼女の姿は「年齢に夢は縛られない」ことを証明しました。

https://youtu.be/eSzB_g3uiYs

チャールズ・ブラッドリー|60代でデビューしたソウルシンガー

チャールズ・ブラッドリーは、料理人や清掃員として人生の大半を過ごしたのち、60歳を超えてからレコードデビュー。その声には、苦労を経た者にしか出せない深みと説得力がありました。

https://youtu.be/xi49yirJiEA


 30代・40代で花開いた日本人アーティストたち

一青窈(ひととよう)|ブレイクは30代目前

大学卒業後に音楽活動を始め、28歳で「もらい泣き」でデビュー。すぐに注目を集めたものの、彼女の表現力とソングライティングが高く評価され、文化人・詩人としても人気が高まったのは30代に入ってからでした。
「ハナミズキ」や「他人の関係」などで年齢層を問わない支持を獲得し、成熟した感性が音楽と融合していきました。

https://youtu.be/gmxw6nAz6vY

真心ブラザーズ|30代でようやく“国民的バンド”に

大学在学中に結成された真心ブラザーズは、1990年のメジャーデビューからしばらくはマニアックな存在。しかし、「サマーヌード」(1995)や「拝啓、ジョン・レノン」などの名曲が30代を超えて再評価され、音楽フェスやタイアップで広く知られる存在になっていきました。

「時間をかけて愛される曲」を作り続けてきた結果、長いキャリアを通して深く根を張った実力派のバンドです。

https://youtu.be/AKxVuibD4OU

竹原ピストル|40歳目前で再注目

かつてはフォークデュオ「野狐禅」の一員として活動していた竹原ピストル。
30代後半でソロ活動を本格化させ、2017年(当時39歳)の「Forever Young」で再ブレイク。
CMやドラマ主題歌に起用され、渋みのある声とリアルな言葉で心を打つ存在に。

“人生を歌にする”タイプのミュージシャンとして、40代以降に強烈な共感を呼んでいます。

https://youtu.be/h4YMPFxHTdI


ラップの世界にも「遅咲き」のスターがいる

Danny Brown(ダニー・ブラウン)|20代後半に本格デビュー

風変わりなファッションと変則的なフローで注目されたDanny Brown。実は20代後半までは苦労の連続で、正式なアルバムリリースは30歳直前。
他人と違うことを武器に変えた“後発型のオリジナリティ”の持ち主です。

https://youtu.be/7L4JnAuW00k

2 Chainz(ツー・チェインズ)|大学卒業後に本腰を入れたキャリア

元々は「Tity Boi」という名前で活動していたものの、大学卒業後に改名して本格的に音楽活動に注力。地道な活動の末に、「No Lie」や「Birthday Song」などのヒットを連発しました。
「遅いスタートでも、続ければ道は開ける」ことを証明する存在です。

https://youtu.be/tYQ1Okyi3g4


「遅さ」は、表現の深さにつながるかも!

年齢を重ねることで得られる経験、挫折、喜び、そして葛藤 -それらすべてが音楽の表現力に変わります。若くして成功するアーティストも素晴らしいですが、

人生のさまざまな局面を経て咲く花には、別の美しさがあります。


おわりに

「音楽は若いうちに始めないとダメ」と思っていませんか?
今回紹介したアーティストたちは、年齢に縛られず自分の声を信じ、音楽の世界へ飛び込んだ人たちです。そしてその決断は、彼らの人生を、そして私たち聴き手の心を豊かにしてくれました。

音楽を始めるのに“遅すぎる”なんてことはありません。必要なのは、「やってみたい」という小さな衝動と、それを育て続ける勇気です。

あなたがもし今、迷っているなら -今がその第一歩になるかもしれません。

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